缶バッジは今では多くのデザインがあり、コレクターもいるほどです。
缶バッジのルーツをたどれば、はるか昔、中世ヨーロッパにまで遡ることができます。
紋章や勲章、階級章を図式化し、服に身に付けることで自身の身分を証明するツールとして歴史があります。
次第に形を変えて、現在の缶バッジの姿になりました。
1828年のアメリカ大統領選挙からは宣伝広告として使われるようになり、今では定番アイテムとしてアメリカ大統領選挙で缶バッジは身に付けられています。
また缶バッジは製作コストも低く、現在はノベルティグッズとしても多く生産されるようになりました。
缶バッジを宣伝広告として広げた企業はあのコカ・コーラ社。
現在はさらに製作コストも下がり、予算のある企業だけではなく、個人でも業者に依頼することが可能に。
台紙にデザインを印刷し、ブリキ台に圧着させる、またはブリキ台に直接印刷する方法で缶バッジは制作されています。
ブリキ台の大きさ、形、光沢の度合いも様々に対応できるノベルティグッズ業者も増え、缶バッジはさらに多様になりました。