缶バッジをデザインするときの注意点

缶バッジの側面を「まきしろ」と言いますが、この「まきしろ」を意識してデザインをすることが、缶バッジをデザインする際には大切です。

 
円形にデザインを描いていくことになりますが、外周の一定の部分がまきしろとなります。

 

まきしろのデザインは表面に綺麗に出ないため、その部分には何も描かず、まきしろの内側まででデザインを完成させ、基本はまきしろには同じ背景の色を塗り足すということがポピュラーな方法となります。
中には、あえてまきしろにデザイン性を持たせておくというケースもあります。
その場合に関しても、まきしろで削られる分、デザインとしてのまとまりがつくようにしておくことが大切です。

 

また、まきしろの部分だけ色を別なものにするというのも、デザインとしては有効です。
その際に注意したいのは、中途半端にまきしろにしたかった部分が内側に入り込むことでデザイン性を損ねるということが無いように気を使う必要があるということです。

 

本来、まきしろは切り捨てられる部分ですが、いかにこの部分に遊び心を入れるかということも、缶バッジの作成では大事になります。

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